Piroブログ 峯村健司さんの「ウクライナ戦争と米中対立」を読んで 2022/10/13

読了。

峯村 健司 さんの「ウクライナ戦争と米中対立」

 

自国のことは自ら防衛しなければならないという気持ちを強くさせてくれる本だった。

 

ピョートル大帝になりたいプーチンによるウクライナへの侵略行為は様々な人に影響を与えている。チャイナにとってロシアの動き次第では台湾侵攻のきっかけになっただろうがロシアの無様な姿を見て現段階の台湾侵攻は難しいと思わせただろう。ただ、習近平は台湾への武力行使は否定していないため整えてから行動に出ることは認識しなければならない。

 

西側はウクライナに武器供与するもNATOの参戦はない。それはウクライナNATOに加盟していないことが原因。ロシアンフレンズ(親露派の日本人)は大きな勘違いをしている。ウクライナNATOに加盟するなんて一言も宣言していないのに、ロシアンフレンズはNATOが東邦拡大をしているからどっちもどっちみたいなことを言うけど、それは違う。ウクライナNATOに加盟するとは宣言していないのにプーチンは侵略してきた。この行為を許すことは国際秩序を乱すことになる。

 

本にあるように①防衛②同盟③国連であり、自国のことは自ら①防衛することが②同盟の集団安全保障に繋がる。日本においては日米同盟がいかに大切かということが今回のウクライナ侵略から理解した人が多いはずだ。

 

峯村さんが「そこまで言って委員会読売テレビ)」で言われたように台湾有事になった時の日本海は地獄絵図になることが予測される。自衛隊はチャイナ、ロシア、北朝鮮と戦うことが予測される。日本海と言えば日露戦争時の日本海海戦日露戦争は日本単独で勝てたわけではない英米の協力があったから勝てたのだ。日英同盟があってこその戦争だったと思う。

 

本を通して学んだことは自国は自ら護る。そして、同盟を揺るぎないものにする。これが平和への道筋だということ。

 

 

あ、本の下部にペンギンのシール。

長男が勝手に貼ったようだ(笑)