Piroブログ アフガニスタンのはなし。 ~2021年8月17日~

アフガニスタンにおける米国の政策は結果として失敗だった。2020年の平和合意はトランプ大統領すごいとなったが中身はタリバンに甘く結果としてタリバン政権が誕生という結果になった。バイデン大統領もトランプ大統領も失敗だ。そもそもアフガニスタンを民主主義にしようとすることが間違っていて、それは西側諸国のエゴなのかもしれない。

アフガニスタンは1978年に共産主義者国家アフガニスタン人民民主党による政権設立したが反政府勢力に押されアフガニスタン人民民主党ソビエト連邦に助けを求め1979年アフガニスタンソビエトが侵攻したのが日本で言うアフガニスタン侵攻。この時のモスクワオリンピックは各国がボイコットをした。この侵攻は10年近く続きソビエトは撤退した。パキスタンから支援を受けて力をつけたタリバンが実効支配をする。この時のタリバンに米国も武器支援をしている。ところが、2001年に米国でテロが起きて首謀者ウサマ・ビンラディンタリバンに守られたことを受けて米国のアフガニスタン介入が始まった。そして、再びタリバン政権に戻った。

タリバン政権で気になるのは民間人に手を出す可能性があること。人権が守られるのか。イスラムの教えが過激になったタリバンイスラム思想は女性に厳しく、既に細身のジーンズを履いた女性が処刑されたとニュースになっていた。

参考
タリバン復権、中ロ脅かす イスラム過激派流入の恐怖:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD1261Y0S1A810C2000000/