Piroブログ 日本の農産物を守ろう ~2021年8月12日~

昨日の続き。

石川県でしか作られていない作れない葡萄「ルビーロマン」が韓国で栽培され販売されていたことを受けて地元の声を見ていると悔しいね。早めに種苗法改正ができていれば。。。

種苗法が改正されるまではブランド品種の種、苗に対してお金を払わなくても栽培できたわけ。例えるならば有名楽曲を著作権使用料を払わずバンバンリリースするのと同じ。農家が苦労して作った品種を勝手に自家栽培できたのが今までで海外流出も問題になっていた。これではだめだよねってことで種苗法を改正して登録された品種にはお金を払おうねってなったわけ。あと、登録品種は海外への持ち出しを禁止にした。登録されていない品種は今までどおり自由に栽培できる。この話は日本、農家の知的財産を守ることなので大切なこと。

TPP、種苗法改正に反対をしていた山田元農水相は芋の「紅はるか」を取り上げていた。加工業者にも使用料が発生する可能性や「紅はるか」と黙って栽培していると取り上げていたけども、登録品種で「紅はるか」を作った人がいて、その人には知的財産権があるわけで使用料を払わなかった今までが異常なんだよね。加工業者にも使用料が発生する可能性は当たり前だと思うんだ。種、苗を買って「紅はるか」を育てている農家は原価が上がるわけだから当たり前だよね。「紅はるか」を使って加工しているのだから仕方ないでしょ。そこまで言うならば登録していない品種を使えば今まで通りなんだが。「紅はるか」ではないと売れないのであれば「紅はるか」というブランドの付加価値なんだから多少価格が上がっても消費者は買ってくれるよ。なぜ、そこがわからないんだ。さらに、「紅はるか」だけど、内緒で育てている農家がいると言う。でも、違反だから「紅はるか」として売ることはできない。

種苗法を反対している政治家、活動家見てみると、別の目的でもあるのではないかと思ってしまう。反対した結果、農家と日本を苦しめた。

参考
【独自】日本の高級ブドウなぜ“韓国産”? 無断栽培か 直撃に「大目に見て」
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa9f1f39150cfac8d6bfc714c7ec6c24dab2e36a