Piroブログ テーパリングドーン 2021年11月4日

ここ数ヶ月言われていたテーパリング。今月からスタート。ドーン。あ、米国の話ね。テーパリングに関して市場では織り込み済みだと思うんだよね。一時的に株価を下げる可能性はあるけど。ただ、利上げに関しては株価を下げる要因になるだろうね。

参考
量的緩和縮小、11月に開始 資産購入月額150億ドル減:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN030510T01C21A1000000/

11月4日はOPECプラス。米国などは原油増産を依頼しているがOPECプラスは拒否しそうだから原油は現状維持かな。増産してくれれば価格が下がってくるだろうけどどうだろう。脱炭素と原油は逆相関しそう。

ここのところ、円安が進行しているが、この円安は欧米のインフレが影響して円の価値が下がりドルの価値が上がったわけなんだけど、この円安によって輸入品は高くなるわけ。日本は輸入が多い国なので物の価格が上がってきていて企業は値上げをしなければならない状況。為替以外の要因としては原油の高騰により資材高騰、運搬費用の高騰、さらに景気回復による需要に対しての雇用好調による人件費高騰。このインフレは景気回復の通り道なので仕方ないことである。ミクロで見るとチャイナの電力不足による生産能力低下などあるがマクロにおいては弱い。

これらを踏まえて企業は値上げに踏み切ってくるはずなんだが、変な営業もいてね。輸入品を扱っている営業が値上げしてきて、なぜ値上げなのか?の理由を説明できない奴がいるんだよね。そんな奴は信用できない。北京五輪ガーと言ってきたら心底アホだと見下している。世界情勢を理解できていないんだろうと思う。物価が変動する仕組みもわからず輸入品を売ってくる、値上げしてくる営業から買いたくないし信用できない。為替の仕組みを理解していないだろうと思う奴も信用していない。円安円高の意味も知らん奴、説明できない奴が輸入品の値上げとか。。。。しばくぞ。そんな営業を寄こすな。

まあ、値上げって悪だと思われるけど、それでは成長できないんだよね。欧米は景気回復から成長している過程でのインフレなんだよね。たしかに長期で目標ないインフレは意味ないけど。日本では通信料金の値下げで消費物価上昇指数は弱いけど実際は物価上昇しているんだよね。インフレ率が高まれば雇用も増えるので賃金も上がり経済成長できるんだけど、そこを主張できていたのは自民党であったので総選挙はあたりまえの結果だったわけだ。補正予算の内容次第でキッシーの評価が変わるかな。