Piroブログ ピロによる大機小機 2021年10月21日

ここのところの日経は酷い。
酷いというかネタか?
同僚と笑ったわ。面白いのでぜひ。
長いけど読んでほしい。

日経朝刊にある匿名記者による寄稿「大機小機」が酷い。前から酷いけど磨きがかかっている。
何が酷いって?読めば読むほど読者をバカにしている。情報弱者はこれを読んで信じるだろう。実際に最近の若者が国の借金、将来への不安を言っているそうだが、そうさせたのも日経をはじめとするメディアが煽って不安にさせているからではないだろうか。

2021年10月16日
前略、岸田文雄総理大臣殿:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO76700850V11C21A0EN8000/

解説
端的に言うと「安倍政権は消費増税したお陰で長期政権になった。しかしそれだけでは不十分。岸田総理もまず増税議論から始めてみよう」だって(笑)爆笑したわ。社会保障を消費税で補う国は日本だけだぞ。消費税は逆進税なの。

はいっ!次。

2021年10月19日
矢野次官は間違っていない:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO76748570Y1A011C2EN8000/

解説
先日発売された文藝春秋に矢野財務次官は『このままでは国家財政は破綻する』と寄稿したことが話題になっているが、あの内容は疑問だが日経は間違っていないと言っている。それが、この寄稿。

矢野財務次官とこの記事を寄稿した記者に問いたい。
あなた達はドーマー条件を知って語っているのか?これを知ってプライマリーバランスの赤字を語っているとしたら矢野財務次官の寄稿した文藝春秋の内容は悪意に満ち溢れている。それに賛成する日本経済新聞。簡単に言うと「ドーマー条件のような計算式」を使い財政破綻すると言っている。まったく意味不明なのだ。「ドーマー条件のような」だからドーマー条件ではない。

もっと簡単に言おう。IMFの財務データと日本のバランスシートを見たら破綻する要素がないので、そちら見て解説をお願いしたい。

はい!次。

2021年10月20日
責任なき分配競争でいいのか 論説委員長・藤井彰夫:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK187XE0Y1A011C2000000/

解説
「大機小機」で物議を醸す日経などのメディアが若い世代(将来)に残す国の借金とか言うわけだ。返済という考え方が緊縮にしており、経済を成長させれば収入が増え税収入が増えるという考えが抜けている。若者に国の借金は悪い、若い世代に借金を残させてはだめだと煽り不安にさせているのはメディアだぞ。事実、上記上げた記事が不安を煽っている。

本来であれば将来を背負って立つ若者達のために大人達は投資をしておかなくていいのか。今のままで若者に託すと苦労するのは若者だ。

日本経済新聞は経済新聞なんだけど、経済より安保の方がいい記事が多いから日本安保新聞に名前を変えたらいい。

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