米国マーケットはリセッション懸念に変わったかな。ドルと米国株式、債権から見てみる。
米国は金融引き締め、日本は金融緩和と日米真逆の金融政策によりドル買いが進み一時は1ドル150円までドル高になった。
様々な指標からFFが決まるが、インフレ率が高い間は強い金融引き締めを行い75bpを続けた。その都度、金利が上がるのでドルが買われて米国株式、債権は売られドルが強くなっていた。
ここにきて、経済指標のピークが過ぎたのを受けて米国マーケットは経済指標が出る都度、ドルが売られ米国株式、債権が買われた。ところが、今回のFOMCで利上げスピードが緩みを見せたところ、ドルは売られたが、米国株式、債権は買われず、むしろ売られたことから米国マーケットはリセッション懸念に考え方が変わったと読み取れる。
了