Piroと歩む歴史 FRB声明を受けて ~2020年12月17日~

このままでは日本だけ長い不況が訪れる。

FRBがアベレージインフレターゲットを言い出したのが8月終わり。強い量的緩和でドル安円高に。8月終わりから2円以上円高になった。今回の声明もアベレージインフレターゲットの継続と93兆円のコロナ対策でバンバン国債等々の買いオペが行われる。そして(仮)バイデン政権では金融政策を強める予定なのでドルの価値が下がり続ける。これはインフレターゲットをやることを目指しているので合理的。

日本はこのまま何もしなければ円高が加速し実体経済と乖離した株価も落ちる可能性がある。感染対策よりも経済対策との両立と言っていたガースー(菅総理)は支持率が下がり日和ったのでGoToを止めてしまった。止めるのは良しとしてもその補償を手厚くしなくてはならないし、それだけでは米国には追いつかず日本も国債をバンバン発行し景気刺激になる金融政策が必要だ。金融政策は雇用政策でありマクロ経済を理解していればできる政策だ。そもそもインフレターゲットを達成したことがないのだから達成してみろ。

参考
ロイター FRB声明全文
https://jp.reuters.com/article/usa-fed-idJPKBN28Q2YA

ロイター
米議会、9000億ドルの追加コロナ対策で近く合意 17日にも採決
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-usa-congress-idJPKBN28Q20U

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